研究会で透析室の電子化について発表してきました。
当クリニックの電子化について、発表してきましたが、あまりにも内容がマニアックすぎたのか皆様の反応が微妙でした・・・。
少数ですが、絶賛してくださる方もいてちょっと安心はしましたが。
一部(多く?)透析施設の電子化はすごく遅れています。電子化は今後避けられない技術ですし、少しずつでも取り組んでいけば、業務も楽になると思います。
【電子化のメリット】
- カルテおよび透析記録用紙の保管・整理の時間の節約ができる。
- 透析のような長期治療に対して膨大な書類を保管しやすい。
- 検索がしやすい。
- 透析通信システム(FutureNetWeb+)などを導入することで透析中の安全性が格段に向上する。
- 多人数で作業がしやすい。
- 省力化。
などいろいろありますが、もちろんデメリットもありますので、そこら辺りはきちんと理解したうえでシステムを構築していく必要があると思います。
また、電子化は各システムとの連携が大切です。個々に動いていても効果は微妙ですので、全体を上手くデザインしていくことが大切だと思います。
当クリニックでは、透析中の記録用紙、電子カルテ、各種類などほどんどを電子化していて、パソコンやタブレットで利用できるようになっています。すべてのスタッフが特別な研修もなしに当たり前のようにiPadを触っている姿をみるとちょっと感動いたします。
電子化でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ご連絡くださいませ。